2013.12.24
フォローアップ : HTML5で変わり始めているWeb
2013年6月15日(土) 、グランシップ(静岡市)で開催した「CSS Nite in SHIZUOKA, Vol.4 Webデザインの未来」のフォローアップとして、 小山田 晃浩さん(ピクセルグリッド)の『HTML5で変わり始めているWeb』の資料(スライドなど)を公開します。
セッション資料
HTML5で変わり始めているWeb(小山田さん) from yasuhito yabe on Vimeo.
フォローアップメッセージ
「HTML5で変わり始めているWeb」でお話をした小山田です。
セッション中に紹介したとおり、Webページの作りは変わりつつあります。こうなった背景にはデバイスの多様化が進んだ「現在」の様々なブラウザーでWebページを見せるためなのです。
古いブラウザーには現在の機能はありません。しかし、現在、そして未来のブラウザーには、今ある最新の技術が使えます。Flashを始めとする外部プラグインは使えなくなりつつあり、新しい代替技術が求められています。
これを機会に、現在、そして未来のWebを勉強し始めてみてはどうでしょうか?
そこで学んだ知識は、きっとWeb屋としてのあなたの価値を高めてくれるはずです。
皆様にいただいたアンケート内でいくつか質問をいただきましたので、この場で回答致します。
# JavaScriptはどこから学び始めたらいいでしょうか?
同僚が以前、初心者向け勉強会で作成したスライドがあり、もしかしたら役に立つかもしれません
https://dl.dropboxusercontent.com/u/336104/slide/jstudy2/startupjs/index.html
# 新しい技術を使うために、クライアントをどうやって口説けばいいでしょうか?
技術は使うことが目的ではないので、案に「HTML5にしましょう」は良くないです。一方で、現在は多様なデバイスがあり、それに対応するために新しい技術があります。あるいは、いままでなかった気持ちのいい入力をさせるために新しい技術は使えます。
モバイルデバイスではFlashは使えませんが、Canvasが使えます。新しいブラウザではドラッグ&ドロップで写真がアップロードできます。画面遷移を感じさせないPjaxがあります。
クライアントのWebをもっと良くするために、技術が活用できるかを考え、提案するといいでしょう。そのために、どんなことができるのかを知っておく必要はあるのですけどね。
# canvasやWebGLを勉強できるサイトがあれば教えて下さい
ぜひCodeGridを読んでみてください。
最近はEaselJS(canvas2d用ライブラリ)の解説をしています。
# Canvas2Dはどんなソフトをつかって制作しているのですか?
Sublime Text2というテキストエディタをつかい、JavaScriptのコードを書いています。FlashのようなGUIソフトはなく、基本的にJavaScriptなのです。