Session 3 長谷川 孟也 | フォローアップ

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  3. Session 3 長谷川 孟也

Session 3オウンドメディアの新常識
「攻める」ウェブサイトとマーケティング・エコシステム

長谷川 孟也(はせがわ・たけや)

写真:長谷川 孟也 写真:長谷川 孟也 スライド(自己紹介)

3つ目のセッションを担当させていただきました、日本ディレクション協会の長谷川です。 お休みの日にも関わらずたくさんの方にお越し頂いたことをまずお礼申し上げます! 本当にありがとうございました!!

私のセッションでは、ウェブディレクション・プランニングを軸に、少々展望の長いお話となりましたが、 実際AIも、遠くないうちにどうビジネスで活用するか、が主流になるはずです。

セッションでは、未来のオウンドメディアとして「Amazon Go」をご紹介しましたが、 ぜひ、ウェブサイトなど始めやすいところから、「データをビジネス価値に考える力」を磨き、 AIをはじめとした新しい領域にチャレンジいただけたら、うれしいです。

ご質問への回答

ABテストについて、地域を軸に(静岡の人/静岡県外の人)で、LPのh1のメッセージを出し分ける際に 母集団が異なってしまうので、ABテストと呼んでもよいか、というご質問をいただきました。

結論としては、厳密には「ABテスト」としてはグレーです。当時、わかりやすさを重視してABテストと表現しました。 実際には、静岡の人、県外の人をそれぞれ半々に分けて、メッセージもそれぞれ出し分けるかたちで、 「2x2」でテストするのが、統計的・実際にはより適切です。上記謹んで補記します。

また、Q&Aで頂いた、ウェブ広告運用はAIで自動化されるべきか、についても補記します。
当時も回答したとおり、まだまだ基本的には人のチェックが必要な段階ですし、 今後もやはり必要だと思います。

堺さんのクリエイティブとAIのお話にも重なりますが、マーケティングも 元来「人のアイデア」に関わる活動のため、どうしても 全てを自動化することに委ねることは難しいと考えています。

これからもAI(深層学習・機械学習・RPA)ツールは性能が上がるため、 「人の作業」が減っていくのは確実ですが、「アイデア」「判断」という仕事は (少なくともAGIが登場するまでは)残り続けるだろうと考えています。

今後のステップアップのために

最後となりますがフォローアップということで実際に「エコシステム」に取り組むための おすすめツールや情報をあらためてリストアップいたします。

つい長々とご紹介をしていますが、

【1】まずはここから:オウンドメディアに、Juicerをぜひトライ導入してみてください。

【2】つぎに:興味のあるものを深掘りしてみてください。どれも使い始めるとおもしろいツールです。

【3】僕らのしごとは「接点と体験」をつくることです。
ユーザーをわくわくさせたいし、自分もわくわくしたい。そのためにも、ぜひ新しいことに怯えずチャレンジしてみてください。

未来のオウンドメディア

マーケティングカオスマップ

マーケティングテクノロジーカオスマップはこう見る!活用編

集客

  • juicer
    さくっと来訪ユーザーを知るのにとても便利です。無料導入ができるので、「とりあえず導入して様子をみませんか?」と軽く言えるのもメリット。データに基づいたペルソナから、デザインやコンテンツを起案し、ぜひエコシステムのととっかりにしてください。

接客品質

  • Ptengine
    特に、LPページの分析などに重宝します。無料版はPV上限がありますが、 タグマネージャーを入れておけば、特定のページだけで計測する、という使い方もできます。

ヒートマップは多種多様なので、他の選択肢が気になる方は以下のページもぜひチェックしてみてください。

  • ユーザーグラム
    こちらはあるユーザーに絞って、ウェブサイトをどう行動をしたのかが時系列でわかる面白いツールです。
    どのようなツールで想定したペルソナに対して行った施策が、本当に効果があったのか、何に課題があるのかを ページごと、フローごとに立体的に見ることで、より深い分析ができるかと思います。

分析

ツールは、先に上げたものや、GAがあればとりあえず大丈夫です。 むしろ分析で重要なのは、きちんと課題や仮説をみつけること、 そして、その結果をチームで共有したり、次のアクションにつなげることです。 とはいえ、自分の頭だけで考えるとなかなか出てこないのも事実。 そこで一つフレームワークの記事をご紹介します。

私もよく同じように考えるのですが、以下のフレームワークは  穴埋め形式で繰り返し何度でも使えて、使いやすくておすすめです。

また、今後増えるであろう機械学習による分析については以下のブログがおすすめです。

データ資産

事例では、見栄えがいいので datoramaを紹介しましたが、 実際 BIとして導入しやすいのは、Google Data Studioです。 Google Data Studio の紹介記事としては以下がオススメです。

接客力

ユーザーにあわせたレコメンドやポップアップなどの、接客力向上が期待でき比較的導入もしやすいツールとして、セッションで触れたものを含めて4つご紹介します。

  • Rtoaster
    価格帯としてはややハイエンドなのですが、オンライン、オフラインデータを起点に、 サイト・アプリ・広告などまで幅広いレコメンドに対応しており、 接客力も集客力も、一本にしぼりたいという場合に特におすすめです。
  • DLPO
    ABテストとレコメンドを検討している場合に、特におすすめなのがDLPOです。 多変量解析をもちいて、勝ちパタンを自動的に導き出し、一番成果のいいLPを 探り当ててくれるツールです。
  • Karte
    サイト内行動や会員データをもとに、サイト内のこのページでレコメンドしたい PUSH通知をしたいといった施策を手軽に実現できるのがカルテです。 RtoasterやDLPOに比べて、最初からいろいろな施策が行えるよう、 初期素材が充実している点もポイントです。
  • WEBCAS
    今回、MA・メール系はセッション内では取り扱わなかったのですが、 実際にトリガーメールや、ステップメールを導入する際には、 サイト規模に応じて柔軟にプランを選べるWEBCASがおすすめです。

集客力

セッションではやや駆け足になりましたが、集客力の強化には、SEOが重要です。
SEOは、どんなキーワードで人を呼び込むかということ。
ですので次の「集客」のためにも、しっかりキーワードを見直し、 サイトコンテンツの改善に役立てましょう。

キーワード選定については、以下の記事がオススメです。

※SEMも!、というご意見はあるかと思うのですが、今回はオウンドメディアが主軸のため、そちらに寄せている点ご了承ください。

マーケティングに興味がある方へ

  • ノヤン先生のマーケティング学
    かわいい表紙とやさしい文体ながら、中身は本格的なマーケティング本。初心者の方におすすめです。
  • デジタルマーケティングの実務ガイド
    オウンド以外もという方に。トリプルメディアを扱っていて、タイトルどおり非常にノウハウが詰まった一冊。既に実務経験がある方の棚卸しにおすすめです。
  • データ・サイエンティストに学ぶ「分析力」
    データから実際にどういうことをマーケティングで考えていけばいいのか、 海外事例にはなりますが、ウェブサイトやデータ資産に関するお話が多いので 「分析とデータ資産」に関心のある方はぜひご一読をおすすめします。

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